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ボトックス外来

ボトックス外来のご案内

福岡青洲会病院では、脳卒中の後遺症(痙縮)に対する治療の一つとして
「ボツリヌス療法」を行っています。

脳卒中はかつて日本人の死因の第1位でしたが、1970年代以降に罹患率、死亡率が低下したことから現在では第3位となっています。しかし、脳卒中になる方が減ったわけではありません。死亡する確率が減っただけなのです。2008年の時点での脳卒中の総患者数は134万人となお、多い状態が続いています。高齢化の進行により今後さらに増加すると予測されています。
脳卒中では、様々な後遺症を残すことがあります。これらの後遺症は、患者さんが日常生活を送る上で大きな障害となることも少なくありません。 脳卒中の後遺症の中でも手や足の麻痺は多く見られる症状ですが、その中でも手足のまひと共にあらわれることが多い筋肉のつっぱり(痙縮)に対する新しい治療法として近年「ボツリヌス療法」が行われています。当院では、主に脳卒中の後遺症の筋肉のつっぱりに対する治療のひとつとしてボトックス注による治療を行っております。

ボツリヌス療法とは?

ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質を有効成分とした注射剤を使う治療法です。
緊張している筋肉に注射することで筋肉を動かす神経に働いて、筋の緊張をやわらげる効果があります。
この治療には、【1】手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなる、【2】リハビリテーションが行いやすくなる、【3】関節が固まるのを防ぐ、【4】痛みの軽減などの効果がありますが、副作用として、【1】注射部位がはれる、赤くなる、【2】痛みを感じる、【3】体がだるいなどが起こることがありますのでボツリヌス療法の実施に関しては、医師の専門的な診察が必要となります。  
【適応症例】
  • 顔面けいれん
  • 眼瞼けいれん
  • 上肢痙縮
  • 下肢痙縮

ボトックス外来の流れ

ボトックス外来の受診は?

診療時間 毎週火曜日 午後13:30~14:00(完全予約制)1名

費用に関して

ボツリヌス療法は、上下肢痙縮(手足の筋肉が固くなっている状態)に保険適応がありますが、注射薬そのものが非常に高価なため、障害者手帳取得(1-2級)をお持ちでない方は、医療費が高額になる場合があります。具体的な費用の程度は、使われる量にもよりますが3割負担の場合、1万5千円程度から8万円程度になる場合があります。

ボツリヌス毒素療法を希望されてボトックス外来受診の患者さんならびにご家族の方へ

以下を十分ご理解ください。

1. ボツリヌス毒素は魔法の薬ではありません。注射を打っただけで動かなかった手足が動くようになるわけではありません。あくまでも固くなった筋肉を柔らかくすることで、適切なリハビリテーションを行いやすくするものです。リハビリテーションと併用しなければ効果はありません。また筋肉が固くなっていない人(痙縮がない方)は治療の対象となりません。テレビで紹介された患者さん達は、本来は動く能力をお持ちであっても筋肉が固くて動きが制限されていた方です。

2. 効果の持続は、3か月から6か月程度です。効果の持続とリハビリテーションの量は 相関しており、日ごろからしっかり自主訓練ができている患者さんほど長く持続しま す。

3. リハビリテーションは投与後、リハビリテーションスタッフによって自主訓練を指導させていただきます。1回目の投与後、自主訓練が継続できない場合や期待された効 果が得られない場合は、その後の投与は中止とさせていただきます。

4. 効果は、個人差が大きいことを御理解ください。目標は相談して決めますが、最も重要なことは、ボツリヌス療法をうつことで○○ができるようになりたいという具体的かつ現実的な目標があり、患者さんもそれに納得されていることです。

5. 脳卒中発症後、長いことストレッチなどがされておらず、動かされていなかった麻痺の手足は、筋肉そのものが短縮したり、関節が固まってしまいます。これらの方には筋肉を柔らかくしても効果が得られないので適応となりません。

6. ボツリヌス療法は上下肢痙縮(手足の筋肉が固くなっている状態)に保険適応がありますが、注射薬そのものが非常に高価なため、障害者手帳取得(1・2級)をお持ちでない方は、医療費が高額になる場合があります。具体的な費用の程度は、使われる量にもよりますが3割負担の場合、1万5千円から8万円程度になる場合があります。

7. ボツリヌス療法は、一回打てばそれで終わりの治療法ではなく、繰り返し定期的な投与(3-6か月に一度)とリハビリテーションの継続が必要な治療法です。

ボトックス外来に対する問い合わせは?

福岡青洲会病院 受付までお願いします。 092-939-0010

担当医

井上 勲
九州大学出身
(副院長)
井上 勲
日本神経学会(指導医)、日本神経学会(専門医)、日本脳卒中学会(専門医)、日本内科学会(認定医)
高次脳機能障害学会、American Stroke Association, American Society of Neurorehabilitation, 
日本リハビリテーション医学会

診療科目

専門外来

e-ラーニング

〒811-2316 福岡県糟屋郡粕屋町長者原西4丁目11番8号
電話:092-939-0010
E-mail:fukuoka@seisyukai.jp

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